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PDF 社会福祉法人制度に関する国の通知等 | 函館市

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(1)

雇 児 発 1 1 1 1 第 1 号

社 援 発 1 1 1 1 第 4 号

老 発 1 1 1 1 第 2 号

平 成 2 8 年 1 1 月 1 1 日

都道府県知事

各 指定都市市長 殿

中 核 市 市 長

厚生労働省雇用均等・児童家庭局長

社 会 ・ 援 護 局 長

老 健 局 長

( 公 印 省 略 )

「社会福祉法人の認可について」の一部改正について

社会福祉法人の設立の認可等については、 「社会福祉法人の認可について」 (平成12年

12月1日付厚生省大臣官房障害保健福祉部長、社会・援護局長、老人保健福祉局長、児

童家庭局長連名通知)により定められておりますが、今般、別添のとおり改正し、一部を

除き、平成29年4月1日から適用することといたしました。

各都道府県、 指定都市及び中核市におかれましては、 下記に示した本通知の改正の趣旨・

内容等を御了知いただき、適切な法人認可及び指導監督等に当たっていただくとともに、

都道府県におかれましては、貴管内の市(指定都市及び中核市を除き、特別区を含む。 )に

対して周知いただきますようお願いいたします。

なお、本通知は、別紙1の第3の1の(2)を除き、地方自治法(昭和22年法律第6

7号)第245条の9第1項及び第3項の規定に基づき都道府県又は市(特別区を含む。 )

が法定受託事務を処理するに当たりよるべき基準として発出するものであることを申し添

えます。

第1.改正の趣旨

社会福祉法等の一部を改正する法律(平成28年法律第21号。以下「改正法」とい

う。 )の社会福祉法人の経営組織の見直し等については、平成29年4月1日から施行さ

れ、本日、社会福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等及び経過

措置に関する政令(平成28年政令第349号)及び社会福祉法等の一部を改正する法

律の施行に伴う厚生労働省関係省令の整備等に関する省令(平成28年厚生労働省令第

168号)が公布されたことに伴い、別添のとおり、必要な事項について改正を行うも

の。

(2)

第2.主な改正内容等

(1) 別紙1の社会福祉法人審査基準について、改正法及び関係政省令の内容に応じ

た所要の見直しのほか、次のとおり改正するもの。

① 基本財産以外の資産の管理運用の特例について

以下の要件を満たす場合には、保有割合が2分の1を超えない範囲で、未公

開株を保有することが可能とするもの。

・ 社会福祉に関する調査研究を行う企業の未公開株であること

・ 法人において、実証実験の場を提供する等、企業が行う社会福祉に関する

調査研究に参画していること

・ 未公開株への拠出(額)が法人全体の経営に与える影響が少ないことにつ

いて公認会計士又は税理士による確認を受けていること

② 役員等について

役員等(評議員又は役員)について、以下の事項を追加するもの。

・ 所轄庁退職者が評議員又は役員に就任する場合においては、法人における

評議員又は役員の選任の自主性が尊重され、不当に関与することがないよう、

所轄庁においては、法人との関係において適正な退職管理を確保すること。

・ 暴力団員等の反社会的勢力の者は、評議員又は役員となることはできない

こと。

・ 監事には、公認会計士又は税理士を登用することが望ましいこと。

③ 専門家の活用の促進について

会計監査を受けない法人においては、財務会計に関する内部統制の向上に対す

る支援又は財務会計に関する事務処理体制の向上に対する支援について、法人の

事業規模や財務会計に係る事務態勢等に即して、公認会計士、監査法人、税理士

又は税理士法人を活用することが望ましいこと。

④ 所轄庁への届出様式について

計算書類、財産目録及び附属明細書(施行規則第10条の2第2号に掲げる部

分に限る。 )並びに事業の概要等(法第45条の34第1項第4号)のうち施行規

則第2条の41第1号から第13号まで及び第16号に掲げる事項(以下「現況

報告書」という。 )並びに同条第14号に掲げる事項については、別に定める様式

を用いて届け出ること。

また、届出様式については、後日、別途通知する。

(2) 別紙2の社会福祉法人定款準則について、社会福祉法人定款例として位置付け

るとともに、改正法及び関係政省令の内容に応じた所要の見直しを行うもの。

第3.適用日

平成29年4月1日とする。

ただし、別紙1のうち第1、第2の1及び3( 「その他財産」への改正部分を除く。 ) 、

第4の1及び2、第5( (3)及び(15)を削る改正部分に限る。 )並びに別記第2の改

正については、平成28年11月11日から適用する。

なお、改正法附則第7条に基づく定款の変更の認可については、本通知による改正後

の別紙1(社会福祉法人審査基準)及び別紙2(社会福祉法人定款例)によって行うも

のとする。

(3)

【新旧対照表】「社会福祉法人の認可について」(平成12年 12 月 1日障発第 890号・社援発第2618 号・老発第 794号・児発第908 号)

(下線部分は改正部分)※グレー網掛け以外は平成 29 年4 月1 日から適用

改正後 現行

障 第 8 9 0 号 社援第2618号 老 発 第 7 9 4 号 児 発 第 9 0 8 号 平成12年12月1日 (最終改正:平成 28 年11 月 11 日)

都道府県知事 各 指定都市市長 殿

中 核 市 市 長

厚生省大臣官房障害保健福祉部長 厚 生 省 社 会 ・ 援 護 局 長 厚生省老人保健福祉局長 厚 生 省 児 童 家 庭 局 長

社会福祉法人の認可について(通知)

社会福祉法人の設立の認可等については、従来、「社会福祉法人の認可について」(昭和 39年1月10日社発第15号厚生省社会局長、児童家庭局長連名通知。以下「旧通知」 という。)においてお示ししてきたところでありますが、今般、「社会福祉の増進のための 社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律」(平成12年法律第111号)の公布・施 行による社会福祉基礎構造改革の推進の趣旨を踏まえ、社会福祉法人の公益性を維持でき る範囲内で、設立要件の緩和、自主的な経営基盤の強化及び事業経営の透明性の確保を図 るため、

① 地域におけるきめ細かな福祉活動を支援するための資産要件の緩和

② 役員が経営責任を負える体制を確立するための役員等執行体制の見直し

③ 財務諸表の閲覧等、法人の運営に関する情報の開示の推進

等、必要な改正を行うことといたしました。そのため、旧通知を廃止し、社会福祉法人の

障 第 8 9 0 号 社援第2618号 老 発 第 7 9 4 号 児 発 第 9 0 8 号 平成12年12月1日 (最終改正:平成 27 年8月5日)

都道府県知事 各 指定都市市長 殿

中 核 市 市 長

厚生省大臣官房障害保健福祉部長 厚 生 省 社 会 ・ 援 護 局 長 厚生省老人保健福祉局長 厚 生 省 児 童 家 庭 局 長

社会福祉法人の認可について(通知)

社会福祉法人の設立の認可等については、従来、「社会福祉法人の認可について」(昭和 39年1月10日社発第15号厚生省社会局長、児童家庭局長連名通知。以下「旧通知」 という。)においてお示ししてきたところでありますが、今般、「社会福祉の増進のための 社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律」(平成12年法律第111号)の公布・施 行による社会福祉基礎構造改革の推進の趣旨を踏まえ、社会福祉法人の公益性を維持でき る範囲内で、設立要件の緩和、自主的な経営基盤の強化及び事業経営の透明性の確保を図 るため、

① 地域におけるきめ細かな福祉活動を支援するための資産要件の緩和

② 役員が経営責任を負える体制を確立するための役員等執行体制の見直し

③ 財務諸表の閲覧等、法人の運営に関する情報の開示の推進

等、必要な改正を行うことといたしました。そのため、旧通知を廃止し、社会福祉法人の

(4)

設立の認可を行う際の審査基準等について、新たに別紙のとおり定めたので、御了知のう え、適切な指導監督に当たっていただきますようお願いいたします。

なお、当該通知については、地方自治法(昭和22年法律第67号)第245条の9第1 項及び第3項の規定に基づく都道府県及び市(特別区を含む。以下同じ。)が法定受託事 務を処理するに当たりよるべき基準として発出するものであることを併せて通知いたし ます。

別紙1

社会福祉法人審査基準

第1 社会福祉法人の行う事業

社会福祉法人(以下「法人」という。)は、社会福祉事業の主たる担い手として、社 会福祉法(昭和26年法律第45号。以下「法」という。)に規定する法第24条の経 営の原則に基づき社会福祉事業を行うほか、必要に応じ公益事業又は収益事業を行うこ とができるが、各事業は、次のようなものでなければならないこと。

なお、法人は、法第4条の趣旨を踏まえ、地域福祉の推進に努める使命を有している こと、また、法第24条第2項の趣旨を踏まえ、地域における様々な福祉ニーズにきめ 細かく柔軟に対応するとともに、既存の制度による支援や市場でのサービス供給では対 応できない事業の実 施などを社会福祉事業の支障 のない範囲において積極的に 取り組 んでいくことが求められるものであること。

1 社会福祉事業

(1) 当該法人の事業のうち主たる地位を占めるものであること。

(2) 社会福祉事業の経営は、法第3条、第4条及び第5条の趣旨を尊重し、法第 61条の事業経営の準則に合致するものであること。

(3) 社会福祉事業は、法令に基づく施設の最低基準その他の要件を満たしている ものであること。

(4) 社会福祉事業に必要な財源の大半を収益事業に求めるような計画の下に行わ れるものであってはならないこと。

(5) 法第2条第3項第9号に規定する「生計困難者のために、無料又は低額な料 金で診療を行う事業」は、社会情勢等の変化に伴い、必要性が薄らいでいるの で、新規に行うものについては抑制を図るものであること。

また、既に設立されている法人がこの事業を行っている場合についても、当

設立の認可を行う際の審査基準等について、新たに別紙のとおり定めたので、御了知のう え、適切な指導監督に当たっていただきますようお願いいたします。

なお、当該通知については、地方自治法(昭和22年法律第67号)第245条の9第 1項及び第3項の規定に基づく都道府県及び市(特別区を含む。以下同じ。)が法定受託 事務を処理するに当たりよるべき基準として発出するものであることを併せて通知いた します。

別紙1

社会福祉法人審査基準

第1 社会福祉法人の行う事業

社会福祉法人(以下「法人」という。)は、社会福祉事業の主たる担い手として、社 会福祉法(昭和26年法律第45号。以下「法」という。)に規定する法第24条の経 営の原則に基づき社会福祉事業を行うほか、必要に応じ公益事業又は収益事業を行うこ とができるが、各事業は、次のようなものでなければならないこと。

なお、法人は、法第4条の趣旨を踏まえ、地域福祉の推進に努める使命を有すること から、その本来事業である社会福祉事業に支障のない範囲において、地域の様々な福祉 需要に応える公益的取組(公益事業の実施のほか、低所得者に対するサービス利用料の 減免等を含む。)を積極的に実施することが求められるものであること。

1 社会福祉事業

(1) 当該法人の事業のうち主たる地位を占めるものであること。

(2) 社会福祉事業の経営は、法第3条、第4条及び第5条の趣旨を尊重し、法第 61条の事業経営の準則に合致するものであること。

(3) 社会福祉事業は、法令に基づく施設の最低基準その他の要件を満たしている ものであること。

(4) 社会福祉事業に必要な財源の大半を収益事業に求めるような計画の下に行わ れるものであってはならないこと。

(5) 法第2条第3項第9号に規定する「生計困難者のために、無料又は低額な料 金で診療を行う事業」は、社会情勢等の変化に伴い、必要性が薄らいでいるの で、新規に行うものについては抑制を図るものであること。

また、既に設立されている法人がこの事業を行っている場合についても、当

(5)

該事業の規模を拡充することは地域の実情等を踏まえ、基本的に抑制を図るこ ととするものであること。

なお、平成13年7月23日社援発第1276号社会・援護局長通知「社会 福祉 法第2条第3 項に規定する生 計困難者のた めに無料又は低 額な料金で診 療を行う事業について」に基づいて無料又は低額な料金で診療を行う事業を経 営する法人については、同通知に定める基準を厳格に遵守することを求めると ともに、この事業を継続することが困難であると認められる法人については、 他の法人への切換えを指導すること。

(6) 第二種社会福祉事業である相談に応ずる事業のみをもって法人の設立を認め ることは、公的相談機関の整備充実の状況を考慮しつつ、財政基盤、事業従事 者の資質、事業実績等を充分に審査し、慎重に取り扱うものとすること。

(7) 第二種社会福祉事業である社会福祉事業の連絡を行う事業のみをもって法人 の設立を認めることは、社会福祉協議会制度の趣旨及び全国的普及の状況等を 考慮して、慎重に取り扱うものとすること。

2 公益事業

(1) 公益を目的とする事業であって、社会福祉事業以外の事業であること。

(2) 公益事業には、例えば次のような事業が含まれること(社会福祉事業である ものを除く)。

ア 必要な者に対し、相談、情報提供・助言、行政や福祉・保健・医療サー ビス事業者等との連絡調整を行う等の事業

イ 必要な者に対し、入浴、排せつ、食事、外出時の移動、コミュニケーシ ョン、スポーツ・文化的活動、就労、住環境の調整等(以下「入浴等」と いう。)を支援する事業

ウ 入浴等の支援が必要な者、独力では住居の確保が困難な者等に対し、住 居を提供又は確保する事業

エ 日常生活を営むのに支障がある状態の軽減又は悪化の防止に関する事業 オ 入所施設からの退院・退所を支援する事業

カ 子育て支援に関する事業

キ 福祉用具その他の用具又は機器及び住環境に関する情報の収集・整理・ 提供に関する事業

ク ボランティアの育成に関する事業

該事業の規模を拡充することは地域の実情等を踏まえ、基本的に抑制を図るこ ととするものであること。

なお、平成13年7月23日社援発第1276号社会・援護局長通知「社会 福祉 法第2条第3 項に規定する生 計困難者のた めに無料又は低 額な料金で診 療を行う事業について」に基づいて無料又は低額な料金で診療を行う事業を経 営する法人については、同通知に定める基準を厳格に遵守することを求めると ともに、この事業を継続することが困難であると認められる法人については、 他の法人への切換えを指導すること。

(6) 第二種社会福祉事業である相談に応ずる事業のみをもって法人の設立を認め ることは、公的相談機関の整備充実の状況を考慮しつつ、財政基盤、事業従事 者の資質、事業実績等を充分に審査し、慎重に取り扱うものとすること。

(7) 第二種社会福祉事業である社会福祉事業の連絡を行う事業のみをもって法人 の設立を認めることは、社会福祉協議会制度の趣旨及び全国的普及の状況等を 考慮して、慎重に取り扱うものとすること。

2 公益事業

(1) 公益を目的とする事業であって、社会福祉事業以外の事業であること。

(2) 公益事業には、例えば次のような事業が含まれること(社会福祉事業である ものを除く)。

ア 必要な者に対し、相談、情報提供・助言、行政や福祉・保健・医療サー ビス事業者等との連絡調整を行う等の事業

イ 必要な者に対し、入浴、排せつ、食事、外出時の移動、コミュニケーシ ョン、スポーツ・文化的活動、就労、住環境の調整等(以下「入浴等」と いう。)を支援する事業

ウ 入浴等の支援が必要な者、独力では住居の確保が困難な者等に対し、住 居を提供又は確保する事業

エ 日常生活を営むのに支障がある状態の軽減又は悪化の防止に関する事業 オ 入所施設からの退院・退所を支援する事業

カ 子育て支援に関する事業

キ 福祉用具その他の用具又は機器及び住環境に関する情報の収集・整理・ 提供に関する事業

ク ボランティアの育成に関する事業

(6)

ケ 社会福祉の増進に資する人材の育成・確保に関する事業(社会福祉士・ 介護福祉士・精神保健福祉士・保育士・コミュニケーション支援者等の養 成事業等)

コ 社会福祉に関する調査研究等

(3) 当該事業を行うことにより、当該法人の行う社会福祉事業の円滑な遂行を妨 げるおそれのないものであること。

(4) 当該事業は、当該法人の行う社会福祉事業に対し従たる地位にあることが必 要であること。

(5) 社会通念上は公益性が認められるものであっても社会福祉と全く関係のない ものを行うことは認められないこと。

(6) 公益事業において剰余金を生じたときは、当該法人が行う社会福祉事業又は 公益事業に充てること。

3 収益事業

(1) 法人が行う社会福祉事業又は公益事業(社会福祉法施行令(昭和33年政令 第185号。)第13条及び平成14年厚生労働省告示第283号に掲げるも のに限る。以下(3)において同じ。)の財源に充てるため、一定の計画の下 に収益を得ることを目的として反復継続して行われる行為であって、社会通念 上事業と認められる程度のものであること。

(2) 事業の種類については、特別の制限はないが、法人の社会的信用を傷つける おそれがあるもの又は投機的なものは適当でないこと。なお、法人税法(昭和 40年法律第34号)第2条第13号にいう収益事業の範囲に含まれない事業 であっても、法人の定款上は収益事業として扱う場合もあること。

(3) 当該事業から生じた収益は、当該法人が行う社会福祉事業又は公益事業の経 営に充当すること。

(4) 当該事業を行うことにより、当該法人の行う社会福祉事業の円滑な遂行を妨 げるおそれのないものであること。

(5) 当該事業は、当該法人の行う社会福祉事業に対し従たる地位にあることが必 要であり、社会福祉事業を超える規模の収益事業を行うことは認められないこ と。

(6) 母子及び寡婦福祉法(昭和39年法律第129号)第14条に基づく資金の 貸付を受けて行う、同法施行令(昭和39年政令第224号)第6条第1項各

ケ 社会福祉の増進に資する人材の育成・確保に関する事業(社会福祉士・ 介護福祉士・精神保健福祉士・保育士・コミュニケーション支援者等の養 成事業等)

コ 社会福祉に関する調査研究等

(3) 当該事業を行うことにより、当該法人の行う社会福祉事業の円滑な遂行を妨 げるおそれのないものであること。

(4) 当該事業は、当該法人の行う社会福祉事業に対し従たる地位にあることが必 要であること。

(5) 社会通念上は公益性が認められるものであっても社会福祉と全く関係のない ものを行うことは認められないこと。

(6) 公益事業において剰余金を生じたときは、当該法人が行う社会福祉事業又は 公益事業に充てること。

3 収益事業

(1) 法人が行う社会福祉事業又は公益事業(社会福祉法施行令(昭和33年政令 第185号)第4条及び平成14年厚生労働省告示第283号に掲げるものに 限る。以下(3)において同じ。)の財源に充てるため、一定の計画の下に収 益を得ることを目的として反復継続して行われる行為であって、社会通念上事 業と認められる程度のものであること。

(2) 事業の種類については、特別の制限はないが、法人の社会的信用を傷つける おそれがあるもの又は投機的なものは適当でないこと。なお、法人税法(昭和 40年法律第34号)第2条第13号にいう収益事業の範囲に含まれない事業 であっても、法人の定款上は収益事業として扱う場合もあること。

(3) 当該事業から生じた収益は、当該法人が行う社会福祉事業又は公益事業の経 営に充当すること。

(4) 当該事業を行うことにより、当該法人の行う社会福祉事業の円滑な遂行を妨 げるおそれのないものであること。

(5) 当該事業は、当該法人の行う社会福祉事業に対し従たる地位にあることが必 要であり、社会福祉事業を超える規模の収益事業を行うことは認められないこ と。

(6) 母子及び寡婦福祉法(昭和39年法律第129号)第14条に基づく資金の 貸付を受けて行う、同法施行令(昭和39年政令第224号)第6条第1項各

(7)

号に掲げる事業については、(3)は適用されないものであること。

第2 法人の資産 1 資産の所有等

(1) 原則

法人は、社会福祉事業を行うために直接必要なすべての物件について所有権 を有していること、又は国若しくは地方公共団体から貸与若しくは使用許可 を受けていること。

なお、都市部等土地の取得が極めて困難な地域においては、不動産の一部(社 会福祉施設を経営する法人の場合には、土地)に限り国若しくは地方公共団 体以外の者から貸与を受けていることとして差し支えないこととするが、こ の場合には、事業の存続に必要な期間の地上権又は賃借権を設定し、かつ、 これを登記しなければならないこと。

(2) 特例

ア 特別養護老人ホームを設置する場合

これについては、「国又は地方公共団体以外の者から施設用地の貸与を受 けて特別養護老人ホームを設置する場合の要件緩和について」(平成12年 8月22日社援第1896号・老発第599号厚生省社会・援護局長、老 人保健福祉局長連名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支えないこ と。

イ 地域活動支援センターを設置する場合

これについては、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するた めの法律に基づく地域活動支援センターの経営を目的として社会福祉法人 を設立する場合の資産要件等について」(平成24年3月30日社援発03 30第5号社会・援護局長通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支え ないこと。

ウ 既設法人が福祉ホームを設置する場合

これについては、「国又は地方公共団体以外の者から施設用地の貸与を受 けて既設法人が福祉ホームを設置する場合の要件緩和について」(平成12 年9月8日障第669号・社援第2028号厚生省大臣官房障害保健福祉 部長、社会・援護局長連名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支え ないこと。

号に掲げる事業については、(3)は適用されないものであること。

第2 法人の資産 1 資産の所有等

(1) 原則

法人は、社会福祉事業を行うために直接必要なすべての物件について所有権 を有していること、又は国若しくは地方公共団体から貸与若しくは使用許可 を受けていること。

なお、都市部等土地の取得が極めて困難な地域においては、不動産の一部(社 会福祉施設を経営する法人の場合には、土地)に限り国若しくは地方公共団 体以外の者から貸与を受けていることとして差し支えないこととするが、こ の場合には、事業の存続に必要な期間の地上権又は賃借権を設定し、かつ、 これを登記しなければならないこと。

(2) 特例

ア 特別養護老人ホームを設置する場合

これについては、「国又は地方公共団体以外の者から施設用地の貸与を受 けて特別養護老人ホームを設置する場合の要件緩和について」(平成12年 8月22日社援第1896号・老発第599号厚生省社会・援護局長、老 人保健福祉局長連名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支えないこ と。

イ 地域活動支援センターを設置する場合

これについては、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するた めの法律に基づく地域活動支援センターの経営を目的として社会福祉法人 を設立する場合の資産要件等について」(平成24年3月30日社援発03 30第5号社会・援護局長通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支え ないこと。

ウ 既設法人が福祉ホームを設置する場合

これについては、「国又は地方公共団体以外の者から施設用地の貸与を受 けて既設法人が福祉ホームを設置する場合の要件緩和について」(平成12 年9月8日障第669号・社援第2028号厚生省大臣官房障害保健福祉 部長、社会・援護局長連名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支え ないこと。

(8)

エ 既設法人が通所施設を設置する場合

これについては、「国又は地方公共団体以外の者から不動産の貸与を受け て既設法人が通所施設を設置する場合の要件緩和について」(平成12年9 月8日障第670号・社援第2029号・老発第628号・児発第732 号厚生省大臣官房障害保健福祉部長、社会・援護局長、老人保健福祉局長、 児童家庭局長連名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支えないこと。 オ 既設法人以外の法人が保育所を設置する場合

これについては、「不動産の貸与を受けて保育所を設置する場合の要件緩 和について」(平成16年5月24日雇児発第0524002号・社援発第 0524008号厚生労働省雇用均等・児童家庭局長、社会・援護局長連 名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支えないこと。

カ 地域密着型介護老人福祉施設の「サテライト型居住施設」又は構造改革 特別区域における「サテライト型障害者施設」を設置する場合

これについては、「地域密着型介護老人福祉施設の「サテライト型居住施 設」及び構造改革特別区域における「サテライト型障害者施設」の用に供 する不動産に係る取扱いについて」(平成16年12月13日社援発第12 13003号・老発1213001号厚生労働省社会・援護局長、老健局 長連名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支えないこと。 キ 幼保連携型認定こども園又は小規模保育事業(利用定員が10人以上であ

るものに限る。)を行う施設を設置する場合

社 会福 祉法 人が 設置 する 幼保連 携型 認定 こど も園 又は小 規模 保育 事業を 行う施設については、保育所と同様に「不動産の貸与を受けて保育所を設 置する場合の要件緩和について」(平成16年5月24日雇児発第0524 002号、社援発第0524008号雇用均等・児童家庭局長、社会・援 護局長連名通知)第1の1及び2に準じた取扱いとして差し支えないこと。 ク 国又は地方公共団体以外の者から不動産の貸与を受けて既設法人がサテ

ライト型居住施設である地域密着型特別養護老人ホーム以外の特別養護老 人ホームを設置する場合

これについては、「国又は地方公共団体以外の者から不動産の貸与を受け て既設法人がサテライト型居住施設である地域密着型特別養護老人ホーム 以外の特別養護老人ホームを設置する場合の要件緩和について」(平成28 年 7 月 2 7 日 社 援 発 0 7 2 7 第 1 号 ・ 老 発 0 7 2 7 第 1 号 厚 生 労 働 省 社

エ 既設法人が通所施設を設置する場合

これについては、「国又は地方公共団体以外の者から不動産の貸与を受け て既設法人が通所施設を設置する場合の要件緩和について」(平成12年9 月8日障第670号・社援第2029号・老発第628号・児発第732 号厚生省大臣官房障害保健福祉部長、社会・援護局長、老人保健福祉局長、 児童家庭局長連名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支えないこと。 オ 既設法人以外の法人が保育所を設置する場合

これについては、「不動産の貸与を受けて保育所を設置する場合の要件緩 和について」(平成16年5月24日雇児発第0524002号・社援発第 0524008号厚生労働省雇用均等・児童家庭局長、社会・援護局長連 名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支えないこと。

カ 構造改革特別区域において「サテライト型居住施設」又は「サテライト 型障害者施設」を設置する場合

これについては、「構造改革特別区域における「サテライト型居住施設」 及び「サテライト型障害者施設」の用に供する不動産に係る取扱いについ て」(平成16年12月13日社援発第1213003号・老発12130 01号厚生労働省社会・援護局長、老健局長連名通知)に定めるとおりの 取扱いとして差し支えないこと。

キ 幼保連携型認定こども園又は小規模保育事業(利用定員が10人以上であ るものに限る。)を行う施設を設置する場合

社 会福 祉法 人が 設置 する 幼保連 携型 認定 こど も園 又は小 規模 保育 事業を 行う施設については、保育所と同様に「不動産の貸与を受けて保育所を設 置する場合の要件緩和について」(平成16年5月24日雇児発第0524 002号、社援発第0524008号雇用均等・児童家庭局長、社会・援 護局長連名通知)第1の1及び2に準じた取扱いとして差し支えないこと。

(新設)

(9)

会・援護局長、老健局長連名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支 えないこと。

2 資産の区分

法人の資産の区分は、基本財産、その他財産、公益事業用財産(公益事業を行う場 合に限る。)及び収益事業用財産(収益事業を行う場合に限る。)とすること。

(1) 基本財産

ア 基本財産は、法人存立の基礎となるものであるから、これを処分し、又は 担保に供する場合には、法第30条に規定する所轄庁の承認を受けなけれ ばならない旨を定款に明記すること。

イ 社会福祉施設を経営する法人にあっては、すべての施設についてその施設 の用に供する不動産は基本財産としなければならないこと。ただし、すべ ての社会福祉施設の用に供する不動産が国又は地方公共団体から貸与又は 使用許可を受けているものである場合にあっては、100万円(この通知 の発出の日以後に新たに設立される法人の場合には、1,000万円)以 上に相当する資産(現金、預金、確実な有価証券又は不動産に限る。以下 同じ。)を基本財産として有していなければならないこと。

ウ 社会福祉施設を経営しない法人(社会福祉協議会及び共同募金会を除く。) は、一般に設立後の収入に安定性を欠くおそれがあり、設立において事業 継続を可能とする財政基盤を有することが必要であるため、原則として1 億円以上の資産を基本財産として有していなければならないこと。ただし、 委託費等で事業継続に必要な収入が安定的に見込める場合については、当 該法人の基本財産は当該法人の安定的運営が図られるものとして所轄庁が 認める額の資産とすることができること。

エ 母子家庭居宅介護等事業、寡婦居宅介護等事業、父子家庭居宅介護等事業、 老人居宅介護等事業、障害福祉サービス事業(居宅介護、重度訪問介護、 同行援護又は行動援護に限る。)(以下「居宅介護等事業」と総称する。)の 経営を目的として法人を設立する場合については、「居宅介護等事業の経営 を目的として社会福祉法人を設立する場合の資産要件等について」(平成1 2年9月8日障第671号・社援第2030号・老発第629号・児発第 733号厚生省大臣官房障害保健福祉部長、社会・援護局長、老人保健福 祉局長、児童家庭局長連名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支え

2 資産の区分

法人の資産の区分は、基本財産、運用財産、公益事業用財産(公益事業を行う場合 に限る。)及び収益事業用財産(収益事業を行う場合に限る。)とすること。

(1) 基本財産

ア 基本財産は、法人存立の基礎となるものであるから、これを処分し、又は 担保に供する場合には、法第30条に規定する所轄庁の承認を受けなけれ ばならない旨を定款に明記すること。

イ 社会福祉施設を経営する法人にあっては、すべての施設についてその施設 の用に供する不動産は基本財産としなければならないこと。ただし、すべ ての社会福祉施設の用に供する不動産が国又は地方公共団体から貸与又は 使用許可を受けているものである場合にあっては、100万円(この通知 の発出の日以後に新たに設立される法人の場合には、1,000万円)以 上に相当する資産(現金、預金、確実な有価証券又は不動産に限る。以下 同じ。)を基本財産として有していなければならないこと。

ウ 社会福祉施設を経営しない法人(社会福祉協議会及び共同募金会を除く。) は、一般に設立後の収入に安定性を欠くおそれがあり、設立において事業 継続を可能とする財政基盤を有することが必要であるため、原則として1 億円以上の資産を基本財産として有していなければならないこと。ただし、 委託費等で事業継続に必要な収入が安定的に見込める場合については、当 該法人の基本財産は当該法人の安定的運営が図られるものとして所轄庁が 認める額の資産とすることができること。

エ 母子家庭居宅介護等事業、寡婦居宅介護等事業、父子家庭居宅介護等事業、 老人居宅介護等事業、障害福祉サービス事業(居宅介護、重度訪問介護、 同行援護又は行動援護に限る。)(以下「居宅介護等事業」と総称する。)の 経営を目的として法人を設立する場合については、「居宅介護等事業の経営 を目的として社会福祉法人を設立する場合の資産要件等について」(平成1 2年9月8日障第671号・社援第2030号・老発第629号・児発第 733号厚生省大臣官房障害保健福祉部長、社会・援護局長、老人保健福 祉局長、児童家庭局長連名通知)に定めるとおりの取扱いとして差し支え

(10)

ないこと。

オ 共同生活援助事業等の経営を目的として法人を設立する場合については、

「共同生活援助事業等の経営を目的として社会福祉法人を設立する場合の 資産要件等について」(平成14年8月30日社援発第0830007号・ 老発第0830006号厚生労働省社会・援護局長、老健局長連名通知) に定めるとおりの取扱いとして差し支えないこと。

カ 介助犬訓練事業又は聴導犬訓練事業の経営を目的として法人を設立する 場合については、「介助犬訓練事業又は聴導犬訓練事業の経営を目的として 社会福祉法人を設立する場合の資産要件の緩和等について」(平成15年5 月8日社援発第0508002号)に定めるとおりの取扱いとして差し支 えないこと。

キ 社会福祉協議会(社会福祉施設を経営するものを除く。)及び共同募金会 にあっては、300万円以上に相当する資産を基本財産として有しなけれ ばならないこと。ただし、市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会

(以下「市区町村社会福祉協議会」と総称する。)にあっては、300万円 と10円に当該市町村又は当該区の人口を乗じて得た額(100万円以下 のときは100万円とする。)とのいずれか少ない方の額以上に相当する資 産で差し支えないこと。

ク イからキまで以外の財産であっても、法人が重要と認める財産は基本財産 として差し支えないこと。

(2) その他財産

ア 基本財産、公益事業用財産及び収益事業用財産以外の財産は、すべてその 他財産であること。

イ その他財産の処分等に特別の制限はないが、社会福祉事業の存続要件とな るものは、みだりに処分しないよう留意すること。

(3) 公益事業用財産及び収益事業用財産

公益事業及び収益事業の用に供する財産は、他の財産と明確に区分して管理 すること。ただし、事業規模が小さい公益事業については、当該法人の行う 社会福祉事業の円滑な遂行を妨げるおそれのない限りで他の財産を活用して 差し支えないこと。

3 資産の管理

ないこと。

オ 共同生活援助事業等の経営を目的として法人を設立する場合については、

「共同生活援助事業等の経営を目的として社会福祉法人を設立する場合の 資産要件等について」(平成14年8月30日社援発第0830007号・ 老発第0830006号厚生労働省社会・援護局長、老健局長連名通知) に定めるとおりの取扱いとして差し支えないこと。

カ 介助犬訓練事業又は聴導犬訓練事業の経営を目的として法人を設立する 場合については、「介助犬訓練事業又は聴導犬訓練事業の経営を目的として 社会福祉法人を設立する場合の資産要件の緩和等について」(平成15年5 月8日社援発第0508002号)に定めるとおりの取扱いとして差し支 えないこと。

キ 社会福祉協議会(社会福祉施設を経営するものを除く。)及び共同募金会 にあっては、300万円以上に相当する資産を基本財産として有しなけれ ばならないこと。ただし、市町村社会福祉協議会及び地区社会福祉協議会

(以下「市区町村社会福祉協議会」と総称する。)にあっては、300万円 と10円に当該市町村又は当該区の人口を乗じて得た額(100万円以下 のときは100万円とする。)とのいずれか少ない方の額以上に相当する資 産で差し支えないこと。

ク イからキまで以外の財産であっても、法人が重要と認める財産は基本財産 として差し支えないこと。

(2) 運用財産

ア 基本財産、公益事業用財産及び収益事業用財産以外の財産は、すべて運用 財産であること。

イ 運用財産の処分等に特別の制限はないが、社会福祉事業の存続要件となる ものは、みだりに処分しないよう留意すること。

(3) 公益事業用財産及び収益事業用財産

公益事業及び収益事業の用に供する財産は、他の財産と明確に区分して管理 すること。ただし、事業規模が小さい公益事業については、当該法人の行う 社会福祉事業の円滑な遂行を妨げるおそれのない限りで他の財産を活用して 差し支えないこと。

3 資産の管理

(11)

(1) 基本財産(社会福祉施設を経営する法人にあっては、社会福祉施設の用に 供する不動産を除く。)の管理運用は、安全、確実な方法、すなわち元本が確 実に回収できるほか、固定資産としての常識的な運用益が得られ、又は利用 価値を生ずる方法で行う必要があり、次のような財産又は方法で管理運用す ることは、原則として適当ではないこと。

① 価格の変動が著しい財産(株式、株式投資信託、金、外貨建債券等)

② 客観的評価が困難な財産(美術品、骨董品等)

③ 減価する財産(建築物、建造物等減価償却資産)

④ 回収が困難になるおそれのある方法(融資)

(2) 基本財産以外の資産(その他財産、公益事業用財産、収益事業用財産)の 管理運用にあたっても、安全、確実な方法で行うことが望ましいこと。

また、株式投資又は株式を含む投資信託等による管理運用も認められるこ と。なお、子会社の保有のための株式の保有等は認められないものであり、 株式の取得は、公開市場を通してのもの等に限られること。

ただし、上記にかかわらず、以下の要件を満たす場合には、保有割合が2 分の1を超えない範囲で、未公開株を保有することが可能であること。

① 社会福祉に関する調査研究を行う企業の未公開株であること

② 法人において、実証実験の場を提供する等、企業が行う社会福祉に関す る調査研究に参画していること

③ 未公開株への拠出(額)が法人全体の経営に与える影響が少ないことに ついて公認会計士又は税理士による確認を受けていること

(3) 法人の財産(基本財産、基本財産以外の財産双方)については、価値の変 動の激しい財産、客観的評価が困難な財産等価値の不安定な財産又は過大な 負担付財産が財産の相当部分を占めないようにする必要があること。

4 残余財産の帰属

定款で帰属者を定めない場合には、残余財産は国庫に帰属するものであること。

第3 法人の組織運営 1 役員等

(1) 基本財産(社会福祉施設を経営する法人にあっては、社会福祉施設の用に 供する不動産を除く。)の管理運用は、安全、確実な方法、すなわち元本が確 実に回収できるほか、固定資産としての常識的な運用益が得られ、又は利用 価値を生ずる方法で行う必要があり、次のような財産又は方法で管理運用す ることは、原則として適当ではないこと。

① 価格の変動が著しい財産(株式、株式投資信託、金、外貨建債券等)

② 客観的評価が困難な財産(美術品、骨董品等)

③ 減価する財産(建築物、建造物等減価償却資産)

④ 回収が困難になるおそれのある方法(融資)

(2) 基本財産以外の資産(運用財産、公益事業用財産、収益事業用財産)の管 理運用にあたっても、安全、確実な方法で行うことが望ましいこと。

また、株式投資又は株式を含む投資信託等による管理運用も認められるこ と。ただし、子会社の保有のための株式の保有等は認められないものであり、 株式の取得は、公開市場を通してのもの等に限られること。

(3) 法人の財産(基本財産、基本財産以外の財産双方)については、価値の変 動の激しい財産、客観的評価が困難な財産等価値の不安定な財産又は過大な 負担付財産が財産の相当部分を占めないようにする必要があること。

4 残余財産の帰属

解散した場合の残余財産の帰属すべき者を定款で定める場合には、その帰属者は、 法人に限ることが望ましいこと。なお、定款で帰属者を定めない場合には、残余財 産は国庫に帰属するものであること。

第3 法人の組織運営 1 役員

(12)

(1) 関係行政庁の職員が法人の評議員又は役員となることは法第61条に規定 する公私分離の原則に照らし適当でないので、差し控えること。ただし、社 会福祉協議会にあっては、評議員又は役員の総数の5分の1の範囲内で関係 行政庁の職員が、その評議員又は役員となっても差し支えないこと。

(2) 所轄庁退職者が評議員又は役員に就任する場合においては、法人における 評議員又は役員の選任の自主性が尊重され、不当に関与することがないよう、 所轄庁においては、法人との関係において適正な退職管理を確保すること。

(3) 実際に法人運営に参画できない者を、評議員又は役員として名目的に選任 することは適当でないこと。

(4) 地方公共団体の長等特定の公職にある者が慣例的に、理事長に就任したり、 評議員又は役員として参加したりすることは適当でないこと。

(5) 次に掲げる者は、評議員又は役員となることはできないこと(法第40条 第1項及び第44条第1項)。

① 法人(同項第1号)

② 成年被後見人又は被保佐人(同項第2号)

③ 生活保護法、児童福祉法、老人福祉法、身体障害者福祉法又は法の規定に 違反して刑に 処せられ、その執行を終わり 、又は執行を受けることがなく なるまでの者(同項第3号)

④ ③に該当する者を除くほか、禁固以上の刑に処せられ、その執行を終わり、 又は執行を受けることがなくなるまでの者(同項第4号)

⑤ 所 轄庁の 解散 命令に より解 散を 命ぜら れた 社会福 祉法人 の解 散当時 の役 員(同項第5号)

(6) 暴力団員等の反社会的勢力の者は、評議員又は役員となることはできない こと。

2 評議員

(1) 評議員の選任及び解任の方法については、法第31条第1項第5号におい て、法人が定款で定めることとしているが、同条第5項において理事又は理事 会が評議員を選任・解任する旨の定めは無効とされていること。

定款で定める方法としては、外部委員が参加する機関を設置し、この機関 の決定に従って行う方法等が考えられること。

(2) 評議員については、法第39条において「社会福祉法人の適正な運営に必

(1) 関係行政庁の職員が法人の役員となることは法第61条に規定する公私分 離の原則に照らし適当でないので、差し控えること。ただし、社会福祉協議 会にあっては、役員の総数の5分の1の範囲内で関係行政庁の職員が、その 役員となっても差し支えないこと。

(新設)

(2) 実際に法人運営に参画できない者を、役員として名目的に選任することは 適当でないこと。

(3) 地方公共団体の長等特定の公職にある者が慣例的に、理事長に就任したり、 役員として参加したりすることは適当でないこと。

(新設)

(新設)

(新設)

(13)

要な識見を有する者」のうちから選任することとしており、法人において「社 会福祉法人の適正な運営に必要な識見を有する者」として適正な手続により選 任されている限り、制限を受けるものではないこと。

(3) 評議員は、法人の理事、監事又は職員を兼ねることはできないこと(法第 40条第2項)。

(4) 評議員には、各評議員又は各役員の配偶者又は3親等以内の親族が含まれ てはならないことに加え、各評議員又は各役員と特殊の関係がある者も含まれ て はな らな いこと (法 第40条 第4 項及 び第5 項並 びに社会 福祉 法施 行規則

(昭和26年厚生省令第28号。以下「施行規則」という。)第2条の7及び 第2条の8)。

(5) 評議員の数は、理事の員数を超える数とすること(法第40条第3項)。た だし、平成27年度における法人全体の事業活動計算書におけるサービス活動 収 益の 額が 4億円 を超 えない法 人に つい ては、 平成 29年4 月1 日か ら3年 間、4人以上であること(社会福祉法等の一部を改正する法律(平成28年法 律第21号)附則第10条及び社会福祉法等の一部を改正する法律の施行に伴 う関係政令の整備等及び経過措置に関する政令(平成28年政令第349号) 第4条)。

3 理事

(1) 理事は、社会福祉事業について熱意と理解を有し、かつ、実際に法人運営 の職責を果たし得る者であること。

(削る)

(2) 理事のうちには、次に掲げる者が含まれなければならない(法第44条第 4項)。

① 社会福祉事業の経営に関する識見を有する者(同項第1号)

2 理事

(1) 理事は、社会福祉事業について熱意と理解を有し、かつ、実際に法人運営 の職責を果たし得る者であること。

また、責任体制を明確にするため、理事の中から理事長を選出すること。

(2) 理事長及びそれ以外の理事は、法人の自主的な経営機能の強化及び内部牽 制体制の確立の観点から、それぞれが代表権を有しても差し支えないものと するが、各理事と親族等の特殊の関係にある者(租税特別措置法施行令(昭 和32年政令第43号)第25条の17第6項第1号に規定する親族等をい う。以下同じ。)のみが代表権を有する理事となることは適当でないこと。

なお、代表権の制限を伴う場合は、組合等登記令(昭和39年政令第29 号)に基づき、その内容を登記すること。

(新設)

(14)

② 当 該社 会福祉 法人 が行 う事 業の 区域 におけ る福 祉に 関す る実 情に 通じて いる者(同項第2号)

③ 当該社会福祉法人が施設を設置している場合にあっては、当該施設の管理 者(同項第3号)

(3) 理事は、6人以上でなければならないこと(法第44条第3項)。

(4) 理事には、理事本人を含め、その配偶者及び3親等以内の親族その他各理 事と特殊の関係のある者(以下(4)において「理事の親族等特殊関係者」 という。)が理事の総数の3分の1を超えて含まれてはならないこと(法第4 4条第6項及び施行規則第2条の10)。ただし、理事の親族等特殊関係者の 上限は3人であること。

(削る)

(削る)

(削る)

(5) 理事長は、理事会の決定に基づき(法第45条の13第2項第1号)、法人 の内部的・対外的な業務執行権限を有すること(法第45条の16第2項第 1号及び第45条の17第1項)。

(6) 理事長以外にも社会福祉法人の業務を執行する理事(以下「業務執行理事」 という。)を理事会で選定することができること(法第45条の16第2項第 2号)。

(7) 社会福祉協議会は、地域福祉の推進役として、社会福祉事業経営者、ボラ ンティア活動を行う者等との連携を十分に図っていく必要があることから、 当該社会福祉協議会の区域において社会福祉事業を経営する団体の役職員及 びボランティア活動を行う団体の代表者を理事として加えること。

4 監事

(1) 監事は、当該社会福祉法人の理事又は職員を兼ねることができないこと(法 第44条第2項)。

(3) 理事の定数は6人以上とすること。

(4) 各理事と親族等の特殊の関係のある者が、関係法令・通知に定める制限数 を超えて選任されてはならないこと。

(5) 当該法人に係る社会福祉施設の整備又は運営と密接に関連する業務を行う 者が理事総数の3分の1を超えてはならないこと。

(6) 理事には、社会福祉事業について学識経験を有する者又は地域の福祉関係 者を加えること。

(7) 社会福祉施設を経営する法人にあっては、施設経営の実態を法人運営に反 映させるため、一人以上の施設長等が理事として参加すること。ただし、評 議員会を設置していない法人にあっては、施設長等施設の職員である理事が 理事総数の3分の1を超えてはならないこと。

(新設)

(新設)

(8) 社会福祉協議会は、地域福祉の推進役として、社会福祉事業経営者、ボラ ンティア活動を行う者等との連携を十分に図っていく必要があることから、 当該社会福祉協議会の区域において社会福祉事業を経営する団体の役職員及 びボランティア活動を行う団体の代表者を理事として加えること。

3 監事

(1) 監事は、当該法人の理事、評議員及び職員又はこれらに類する他の職務を 兼任することはできないこと。

(15)

(削る)

(2) 監事には、次に掲げる者が含まれなければならない(法第44条第5項)。

① 社会福祉事業について識見を有する者(同項第1号)

② 財務管理について識見を有する者(同項第2号)

(3) 監事は、2人以上でなければならないこと(法第44条第3項)。

(4) 監事には、各役員の配偶者又は3親等以内の親族が含まれてはならないこ とに加え、各役員と特殊の関係がある者も含まれてはならないこととしてい る(法第44条第7項及び施行規則第2条の11)。

(削る)

(5) 監事には、公認会計士又は税理士を登用することが望ましいこと。

(削る)

(2) 監事は、法人の財産状況等の監査を行うものであることから、うち一人は 法第44条に規定する財務諸表等を監査し得る者でなければならないこと。 また、監事が監査を行った場合には、監査報告書を作成し、理事会及び評議 員会に報告し、法人において保存すること。

(新設)

(3) 監事のうち一人は社会福祉事業について学識経験を有する者又は地域の福 祉関係者であること。

(4) 監事は、他の役員と親族等の特殊の関係がある者であってはならないこと。

(5) 監事は、当該法人に係る社会福祉施設の整備又は運営と密接に関連する業 務を行う者であってはならないこと。

(新設)

4 評議員会

(1) 法人においては、評議員会を置くこと。ただし、次に掲げる事業のみを行う 法人については、この限りでない。

① 都道府県又は市町村が福祉サービスを必要とする者について措置をとる 社会福祉事業

② 保育所若しくは幼保連携型認定こども園を経営する事業又は小規模保育 事業(保育所若しくは幼保連携型認定こども園を経営する事業又は小規模 保育事業と併せて行う、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第34 条の11の規定に基づく地域子育て支援拠点事業、同法第34条の12の 規定に基づく一時預かり事業、同法第34条の18の規定に基づく病児保 育事業及び子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号)第59条第 1号の規定に基づく利用者支援事業のいずれか又は複数の事業を含む。)

③ 介護保険事業

(2) 評議員会を設置した場合には、原則として、これを諮問機関とし、法人の 業務の決定に当たり重要な事項についてあらかじめ評議員会の意見を聴くこ とが必要であること。

(16)

5 会計監査人

(1) 会計監査人は、公認会計士又は監査法人でなければならないこと(法第4 5条の2第1項)。

また、公認会計士法(昭和23年法律第103号)の規定により、計算書 類について監査することができない者は、会計監査人となることができない こと(同条第3項)。具体的には、公認会計士法第24条又は第34条の11 の規定により、公認会計士又は監査法人が当該社会福祉法人の役員等となっ ている場合等については、会計監査人となることができないこと。

(2) 会計監査人の設置が義務付けられる法人は、前年度の決算における法人単 位事業活動計算書(第2号第1様式)中の「サービス活動増減の部」の「サ ービス活動収益計」が30億円を超える法人又は法人単位貸借対照表(第3 号第1様式)中の「負債の部」の「負債の部合計」が60億円を超える法人 であること(法第37条及び社会福祉法施行令第13条の3)。

6 法人の組織運営に関する情報開示等

(1) 会計監査を受けない法人においては、財務会計に関する内部統制の向上に 対 す る 支 援 又 は 財 務 会 計 に 関 す る 事 務 処 理 体 制 の 向 上 に 対 す る 支 援 に つ い て、法人の事業規模や財務会計に係る事務態勢等に即して、公認会計士、監 査法人、税理士又は税理士法人(以下(1)において「専門家」という。)を 活用することが望ましいこと。

(3) 評議員会を設ける場合は、役員の選任は評議員会において行うことが適当 であること。

(4) 当該法人に係る社会福祉施設の整備又は運営と密接に関連する業務を行う 者が評議員総数の3分の1を超えてはならないこと。

(5) 社会福祉事業の経営は地域との連携が必要なことから、評議員には地域の 代表を加えること。また、利用者の立場に立った事業経営を図る観点から、 利用者の家族の代表が加わることが望ましいこと。

(6) 社会福祉協議会は、地域福祉の推進役として、社会福祉事業経営者、ボラ ンティア活動を行う者等との連携を十分に図っていく必要があることから、 当該社会福祉協議会の区域において社会福祉事業を経営する団体の役職員及 びボランティア活動を行う団体の代表者を評議員として加えること。

(新設)

5 法人の組織運営に関する情報開示等

(1) 財産状況等の監査に関しては、法人運営の透明性の確保の観点から、公認 会計士、税理士等による外部監査の活用を積極的に行うことが適当であるこ と。

特に、資産額が100億円以上若しくは負債額が50億円以上又は収支決算 額が10億円以上の法人については、その事業規模等に鑑み、2年に1回程

(17)

なお、法人が会計監査を受けた場合、専門家を活用した場合又は福祉サービ ス第三者評価事業を受審した場合において、法人が、法第59条の規定によ る所轄庁への届出と合わせて当該会計監査報告の写し、当該専門家の活用に 関する結果報告書の写し又は当該福祉サービス第三者評価事業の受審結果の 写しを所轄庁に提出したときは、実地監査(法第56条第1項に基づく指導 監査のうち一般監査としての実地監査をいう。以下同じ。)について平成13 年7月23日雇児発第487号・社援発第1274号・老発第273号厚生 労働省雇用均等・児童家庭局長、社会・援護局長、老健局長通知「社会福祉 法人指導監査要綱の制定について」の2(4)に定めるとおりの取扱いとす ることなどにより、法人の自主性の確保や負担軽減を図ることとして差し支 えないこと。

(削る)

度の外部監査の活用を行うことが望ましいものであること。これらに該当し ない法人についても、5年に1回程度の外部監査の活用を行うなど法人運営 の透明性の確保のための取組を行うことが望ましいものであること。

なお、法人が外部監査を活用した場合又は福祉サービス第三者評価事業を受 審した場合において、法人が、法第59条の規定による現況報告書と合わせ て当該外部監査の結果報告書の写し2通又は当該福祉サービス第三者評価事 業の受審結果の写し2部を所轄庁に提出したときは、実地監査(法第56条 第 1 項 に 基 づ く 指 導 監 査 の う ち 一 般 監 査 と し て の 実 地 監 査 を い う 。 以 下 同 じ 。) に つ い て 平 成 1 3 年 7 月 2 3 日 雇 児 発 第 4 8 7 号 ・社 援 発 第 1 2 7 4 号・老発第273号厚生労働省雇用均等・児童家庭局長、社会・援護局長、 老健局長通知「社会福祉法人指導監査要綱の制定について」の2(4)に定 めるとおりの取扱いとすることなどにより、法人の自主性の確保や負担軽減 を図ることとして差し支えないこと。

(2) 法第44条第4項の規定に基づき閲覧に供しなければならない収支計算書 とは、平成23年7月27日雇児発0727第1号、社援発0727第1号、 老発0727号厚生労働省雇用均等・児童家庭局長、社会・援護局長、老健 局長連名通知「社会福祉法人会計基準の制定について」の別紙「社会福祉法 人会計基準」(以下「新会計基準」という。)第1章2に定める資金収支計算 書及び事業活動計算書が、これに該当するものであること。

また、経過的に平成26年度まで適用することが可能な、平成12年2月1 7日社援第310号厚生省大臣官房障害保健福祉部長、社会・援護局長、老 人保健福祉局長、児童家庭局長連名通知「社会福祉法人会計基準の制定につ いて」の別紙「社会福祉法人会計基準」(以下「旧会計基準」という。)を適 用する法人にあっては、旧会計基準第6条に定める資金収支計算書及び事業 活動収支計算書(同通知の4(1)②及び③の法人が旧会計基準によらずに 会計処理を行う場合並びに同④及び⑤により旧会計基準が適用されない施設 について会計処理を行う場合は、これに相当する書類)が、これに該当する ものであること。さらに、資金収支計算書に附属する資金収支内訳表及び事 業活動収支計算書に附属する事業活動収支内訳表についても、併せて開示す ることが望ましいこと。

なお、現況報告書並びに添付書類である貸借対照表及び収支計算書について

(18)

(2) 定款を主たる事務所及び従たる事務所に備え置かなければならないこと(法 第34条の2第1項)。また、当該法人が定款を電磁的記録によって作成し、 従たる事務所に備え置かなくとも閲覧に対応できる措置をとっている場合に は備置きは不要であること(同条第4項及び施行規則第2条の5)。

(3) 計算書類及び事業報告並びにこれらの附属明細書並びに監査報告(会計監 査報告を含む。)(以下「計算書類等」という。)を定時評議員会の日の2週間 前の日から5年間主たる事務所に備え置かなければならないこと(法第45 条の32第1項)。また、従たる事務所においても3年間備え置かなければな らないが(同条2項)、当該法人が計算書類等を電磁的記録によって作成し、 従たる事務所に備え置かなくとも閲覧に対応できる措置をとっている場合に は備置きは不要であること(同項ただし書及び施行規則第2条の5)。

(4) 財産目録、役員等名簿、報酬等の支給の基準を記載した書類及び事業の概 要等(以下「財産目録等」という。)を毎会計年度終了後3月以内に、5年間 主たる事務所に備え置くとともに、その写しを3年間従たる事務所に備え置 かなければならないこと(法第45条の34第1項)。また、当該法人が財産 目録等を電磁的記録によって作成し、従たる事務所に備え置かなくとも閲覧 に対応できる措置をとっている場合には備置きは不要であること(同条第5 項及び施行規則第2条の5)。

7 その他

(1) 評議員の任期は、原則として、選任後4年以内に終了する会計年度のうち 最終のものに関する定時評議員会の終結の時までであること(法第41条第 1項)。また、定款で「4年」を「6年」まで伸長することができること(同 項ただし書)。

ただし、 定款によって、任期の満了前 に退任した評議員の補欠とし て選任 された評議員の任期を退任した評議員の任期の満了する時までとすることは 可能であること(法第41条第2項)。

(2) 評議員に欠員が生じた場合には、任期の満了又は辞任により退任した評議 員は、新たに選任された評議員が就任するまで、なお、評議員としての権利 義務を有すること(法第42条第1項)。

は、インターネットを活用し、公表しなければならないこと。また、その他 の情報についても同様の方法で公表することが望ましい。

(新設)

(新設)

(新設)

6 その他

(1) 役員の定数は、確定数とすること。

(2) 理事及び監事については、法律上はその定数の三分の一までは欠員が認め られているが、法人の運営上からは、一名でも欠員が生じた場合には、でき る限り速やかに補充を行うことが望ましいこと。

参照

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